トランスアメリカ
松竹
フェリシティ・ハフマン(アーティスト)ダンカン・タッカー(監督)ケヴィン・ゼガーズ(出演・声の出演)フィオヌラ・フラナガン(出演・声の出演)エリザベス・ペーニャ(出演・声の出演)バート・ヤング(出演・声の出演)
発売日:2007-01-27
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ランキング:1727
ブスになりきるすごさ!
人生と人間への愛に満ちた珠玉のロードムービー
インディーズ系の傑作
この親子に乾杯!!
主演女優の演技に脱帽Amazon.co.jp
性同一性障害と親子の絆をテーマに、ロードムービー風に描いた異色の傑作。ブリーは男性だが、肉体に違和感を覚え、女性になるための手術を控えていた。そんな彼の元に、逮捕された息子を引き取りに来てくれと連絡が入る。じつは、かつてブリーは結婚しており、そのときにトビーという息子ができていたのだ。ブリーは、教会の職員(もちろん女性)だと偽ってブリーと面会し、彼を養父の家へ送り届けようとする。
驚くのは、ブリー役が女優であることだ。フェリシティ・ハフマンは、わざわざ“男性が女装しているような”メイクとファッション。低音の声で演技しており、男優が演じているとしか思えない。そのうえに、突然現れた息子への困惑が親の愛へと変わる状況も名演して、観る者を引き込んでしまう。特殊メイクの下半身をさらけ出して立ちションする姿には絶句するだろう。かつての父と息子が旅するアメリカの原風景も見どころで、ヒッチハイカー、ブリーの家族など脇役も個性を発揮して物語をおもしろくする。声高に訴えずに、マイノリティの悲哀をあぶり出した点が、ひじょうに好感。トビーを演じるケヴィン・ゼガーズのみずみずしい魅力は、将来の大器を感じさせる。(斉藤博昭)
驚くのは、ブリー役が女優であることだ。フェリシティ・ハフマンは、わざわざ“男性が女装しているような”メイクとファッション。低音の声で演技しており、男優が演じているとしか思えない。そのうえに、突然現れた息子への困惑が親の愛へと変わる状況も名演して、観る者を引き込んでしまう。特殊メイクの下半身をさらけ出して立ちションする姿には絶句するだろう。かつての父と息子が旅するアメリカの原風景も見どころで、ヒッチハイカー、ブリーの家族など脇役も個性を発揮して物語をおもしろくする。声高に訴えずに、マイノリティの悲哀をあぶり出した点が、ひじょうに好感。トビーを演じるケヴィン・ゼガーズのみずみずしい魅力は、将来の大器を感じさせる。(斉藤博昭)

