春の雪

春の雪
東宝
妻夫木聡(アーティスト)三島由紀夫(その他)行定勲(監督)竹内結子(出演・声の出演)高岡蒼佑(出演・声の出演)及川光博(出演・声の出演)田口トモロヲ(出演・声の出演)高畑淳子(出演・声の出演)石丸謙二郎(出演・声の出演)宮崎美子(出演・声の出演)
発売日:2006-04-28
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:10967
おすすめ度:3.5
おすすめ度4 やっぱり長い
おすすめ度5 いいな…
おすすめ度3 三島作品からの出典ということで
おすすめ度5 評価が分かれる…最初からそう思っていましたが三島由紀夫を理解した監督に敬服です!
おすすめ度5 実は原作を読んだときから蓼科のファン
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三島由紀夫「豊饒の海」4部作の1巻目を、初の映画化。行定勲監督の下、妻夫木聡、竹内結子という魅力的な共演が実現した。大正初期を舞台に、栄華を誇る侯爵家の若き子息、松枝清顕と、没落の気配を見せ始めた伯爵家の令嬢、綾倉聡子の悲恋を描く。宮家の王子から求婚を受けた聡子が、それでも清顕と関係を持ってしまい、取り返しのつかない運命をたどることになる。
大正の貴族社会を再現した美術に息をのむばかり。『花様年華』などの名カメラマン、リー・ピンビンによる、ゆるやかなカメラの動きも美しい。主演ふたりは、いかにも現代的なイメージだが、格調高いセリフを自分のものにし、独特の貴族社会に溶け込んでいる。クライマックスの妻夫木の演技は鬼気迫るものがあり、岸田今日子ら助演陣も秀逸。この映画版は、誰かを一途に愛すること、そして愛のために身を引くことの辛さを、時代を超えて現代のわれわれに訴える力を持ち得た。「豊饒の海」全体の主人公であり、清顕の親友である本多繁邦の視点から観ると、また違った三島由紀夫のテーマがにじみ出てくる点もすばらしい。(斉藤博昭)

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